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【後編】善意で一緒に帰ってきたら「勝手に連れて帰ってくんなよ!」送迎をしないママ友の勝手な理論

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

井川涼香さん(仮名・39歳)は、小学校2年生と5年生の男の子、そして夫と4人で都内に暮らしている。夫ともどもフルタイム勤務ということもあり、ギリギリの状態でなんとか平日をこなしているという。そんな涼香さんの長男は昨年までスイミングスクールに通っていた。しかし、Aさんとの送迎トラブルでスイミングスクールを辞める事態になったというのが【前編】までのあらすじ。【後編】ではそのトラブルについて詳しく話を聞いていこう。

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©︎GettyImages

「同じマンションに住むAさんには、息子と同級生の娘さんがいます。娘さんは平日は毎日、何かしら習い事をしていると聞きました。毎日ってすごいですねと言ったときのことです」。

ー習い事っていうより、託児所感覚だよ。忙しいけど、誰も家にいないから仕方なく通わせている感じ。

「驚きました。確かに小学4年生の子を1人で家に置いておくのが不安だという気持ちもわかりますが、習い事って安くないんですよ。少なくとも1つ6000円くらいはかかっているはずです。単純計算で30000万ですよ。これって結構大きい出費ですよね…。送迎だけでも大変ですよねと言ったら、さらにびっくりする答えが返ってきました」。

ーうちは1人で行って帰ってこれるから大丈夫。1年生から学童にも行ってないし、習い事は全部1人で行き帰りしてるよ。自立してんだよ。

「スイミングスクールは大人の自転車でも10分はかかる距離にあります。夏場ならまだしも冬場になると帰りはまっくら。小学校低学年で行き帰りするのは、ちょっと怖くて、その頃は私も送迎をしていました。とはいえ、それは家庭の判断ですから、もちろん何も言いませんでした」。

実際涼香さんの4年生になる息子も1人で準備をして、スイミングスクールに通っていた。帰宅は19時近くになることもあり、涼香さんか夫ができる限り、お迎えに行っていたそうだ。そんなある日娘さんと出くわすことになる。



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