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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「パレスチナとパキスタンは一緒だろ?」自分がバカであることを隠そうとする「自尊心高め夫」がイタすぎた……。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

桑島ゆうみさん(仮名)35歳は、夫の教養の無さに悩んでいた。昨今ニュース番組などで多々扱われているパレスチナ問題について、夫は『早く憎しみの連鎖を断ち切らないとな』と知っているかのような一言。

夫はなぜ知らないということを認めないのだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゆうみさんは3年ほど前に結婚相談所を通じて夫と知り合った。日本屈指の大企業の関連会社に勤めており、初婚で次男。

親からの提案で費用を投じて「身体検査」を行ったところ、酒もギャンブルも借金の心配もなさそうだったため結婚を決めた相手だった。

「子会社ではあるけど大企業の関連会社に勤めているし、そこそこ教養や常識があるものだと思い込んでいたので驚くことが多いです。

前にも小中学生レベルというテレビのクイズ番組で『三権とは行政権・立法権とあとひとつは何でしょう』という問題が出て、私が彼に『お答えは?』と振ったら、じっと考えて……」



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