【後編】「パレスチナとパキスタンは一緒だろ？」自分がバカであることを隠そうとする「自尊心高め夫」がイタすぎた……。

夫は、「選挙権？だよな」と答えたのだという（正解はもちろん司法権である）。

「本当に何も言えませんでした。驚きを通り越して強い危機感を覚えました。でも当の本人は、テレビで正解が流れると『あれ、俺なんて言った？違う違う、言い間違えた』とみえみえの言い訳をしていましたね」

条件で結婚相手を選んでしまったが、知性とは学歴でも知識の有無でもなく、「知らないことは怖いことだと思えるかどうか」ではないかと最近考えるようになったゆうみさん。

そのため、そろそろ子供を作りたいと考えている反面、この人がわが子の父親で大丈夫だろうかと思い始めているという。

夫の非常識エピソードは他にもある。

「結婚してすぐの時に、彼の大学時代の友達が大けがをして入院したんですが、お見舞いに行けず退院後に気持ちを渡したいと言うので一緒に渡しに行ったことがあるんです。

すると、彼は表面に『快気祝』と書いた蝶結びの祝儀袋にお金を入れて用意したんです。どこから突っ込んでいいやら......」