【後編】結局女は奢られたい？奢り奢られ論争と、恋愛における金銭問題の実情とは。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は言う。

「平穏な結婚生活を送るには価値観のすり合わせが大切です。とくに金銭感覚は交際時に確かめておく必要があります。

某結婚相談所が20代から30代女性にとったアンケートでは、結婚相手と合わないとキツいことトップが金銭感覚になっているほどです。

パートナーとの間に金銭感覚の違いがあると、結婚後は大きく苦労する可能性が高いです。将来プランを話し合い、二人の計画に合わせたお金の使い方ができるといいですね」

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収束が見えない奢り奢られ論争。お金で愛情は測れないが「この人と付き合いを続けてもいいのか」という判断材料の一つにはなるだろう。

どちらか一方が負担していると、自ずと不平等感を抱いてしまうのは仕方ない。

一緒になって楽しむ、普段ご馳走してもらっているなら誕生日やクリスマスプレゼントを奮発してお返しする、お茶代やガソリン代などは女性側が支払う等の気遣いがあれば良好な関係を続けられるだろう。

いつの時代も「持ちつ持たれつ」が大切なのかもしれない。

取材 / 文　錦城和佳