【後編】結局女は奢られたい？奢り奢られ論争と、恋愛における金銭問題の実情とは。

話によると、彼は貯金どころか150万円のカードローンがある事実が発覚。一方の百花さんは学生時代からの貯金含め、コツコツ貯めた200万円があったようだ。

彼はブランド物が好きなわけではなく、派手な遊びもせず物欲もなかった。

単に生活費と娯楽費で給料が消え、首が回らなくなりカードローンに手を出したようだ。

「え、なんで……？30歳で貯金ないのってヤバくない？」

「言いたくないけど、百花と遊びに行くとき大体俺がお金出してんじゃん。あんまり細かく計算してないけど、一回飲み行くなら１万は飛ぶでしょ。東京で一人暮らし、男だとなおさら貯金なんてできないよ」

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予想していた回答と真逆のことを言われ、百花さんは困惑。

「しばらくして彼の仕事が忙しくなってすれ違いが増え、お別れすることになりました。

後悔はしていません。もしあの彼と結婚してたら借金スタートです。結婚式も新婚旅行もできないってあり得ないですよ……。これを機に自分と金銭感覚が近い人と付き合おうと思いました」