【後編】やっとの妊娠&出産時期に夫がプラトニック不倫！？認めない夫に1番キレたこと

「もちろん、すぐに夫を問い詰めました。そうしたら、間違えたと言ったんです。自分の名前を間違えますか？そんなに。おかしいと詰め寄ると平成を装っていた顔が少し、崩れました」。

ー少女漫画だったから。

「夫が頼んでいたのは、少女漫画でそれが恥ずかしかったから、女性の名前にしていたと言うんです。そもそも夫の名前は聖で、一文字なら男か女かわかりません。だから恥ずかしさもへったくれもない！と突っ込むとダンマリしてしまいました」。

結局、その日、夫がそれ以上、口を割ることはなかったそうだ。

「私は翌日、今度はそれとなく、お隣の奥さんに話を聞きました。すると奥さんは簡単に夫が隠していたであろう答えを教えてくれました。本人は、そのつもりはなかったと思いますけど」。

ーご主人、漫画がお好きなんですよね？私も少女漫画が大好きで。この前、1冊借りちゃいました。

「そもそも私はこれまで夫が漫画を読んだのを見たことがありません。むしろ少女漫画を読む私を馬鹿にしている気さえありました。ああ、夫はお隣の奥さんのことをちょっといいなと思っているんだと直感的にわかりました。不倫とかそういうドロドロ系ではなさそうでしたが、プラトニックな恋愛をしているんだと。私は頭に血が上って居ても立っても居られない、そんな気持ちになりました」。

帰宅する夫にこのみさんは捲し立てたと言う。