【後編】精神安定剤が手放せない。マッチングアプリにハマった主婦の嘆き

【前編のあらすじ】

主婦のエマさん（仮名・43歳）は、夫とのセックスレスの寂しさから足を踏み入れた既婚者専用マッチングアプリで、ダンディな会社経営者アツヤさん（仮名・51歳）と出会う。

マメに連絡をくれる彼にすっかりハマり、男女の関係に。しかし、エマさんはのちに大きな後悔をすることとなる。

「アツヤさんとは月に２回ほど逢う仲となりました。

毎回違う豪華なホテルのデイユースです。逢って抱き合い、ルームサービスで軽食を摂り、再び抱き合う……ベッドでも『エマは魅力的だ』『ずっと一緒にいよう』と甘い言葉を囁いてくれて……

そのうち、帰宅して、現実に戻るのが怖くなりました。

息子は大事ですが、夫は捨ててもいいと思えるほど、私はアツヤさんという『沼』にどっぷりハマってしまったんです」

異変が起こったのは、そこから半年ほど経った頃、すでに彼とは10回以上の行為をしていた。

「突然、彼からの連絡が途絶えたんです。昨晩まで『また明日ね:ワクワクハート:』と甘いLINEをしていたのに、本当に突然……。

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真っ先に思ったのは病気や事故です。心配になり『どうしたの？大丈夫？』『夜も眠れないくらい心配してるよ』と幾度もLINEを送りました。でも、全然既読にならなくて」

もしかして、捨てられた……？とハッとなったのは、連絡が途絶えて１週間後のことだったという。