「プロフィールは『アミ・43歳・パート主婦』です。
再登録にも身分証が必要なので年齢はごまかせませんが、ニックネームや趣味、自己紹介の文言は自由に書けますから、エマだと分からないようにしました」
アツヤさんはエマさんだと気づかず、以下のようなメッセージを送ってきた。
――アミさん、初めまして。マッチングアプリ初心者なんですね。
家庭を大事にしつつ、セカンドパートナーとしてお付き合いできる女性を探しています。いいご縁があれば即退会するつもりです。まずはメッセージのやり取りからお願いします。
「この文言を見たとたん、苦笑しましたね。彼、新入りの女性ばかりを狙っていたんです。
でもここで断るわけにはいかなかった。復讐の有無は別として、彼が食いつきやすいよう返信しました」
©GettyImages
――アツヤさん、ありがとうございます。私も素敵なセカンドパートナーを探しています。お互い家庭を大事にしながら、甘いひと時を過ごせたら素敵ですね。
それに対して彼は「アミさんとは気が合いそうだ。写真の交換をしたい」とリクエストしてきたという。
「『写真の交換はもう少しメッセージでやり取りしてから』と告げました。そんな折、初回の登録時には気づかなかった『女だけの呟きの場』を見つけたんです。
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