いま買うべきスーパーカーはマクラーレン一択という仮説

マクラーレン750Sの発表会に行ってきました。同社のラインナップ中、そのポジションはスーパーカーというくくりのモデル。ちなみにセナはアルティメットモデルに位置し、わかりやすくいうと究極のスポーツ性能を備えたロードゴーイングモデルであり、「なんとか一般道も走れますよレベルのレーシーなモデル」ということになります。

エンジニアリングはF1譲り。カーボンのシャーシ、エグレッシモな空力ボディなど、そんなところがマクラーレンの特徴なんですが、実際のスーパーカーマーケットではピッコロフェラーリやベイビーランボルギーニと比較されてしまいます。なかなかその魅力を理解できるお客様は少ないのでした。

いまやV8ミッドシップフェラーリの爆上げ筆頭は最後のNAエンジン搭載車となるF458です。軽く4000万円台の上げ潮に乗りいまや孤高の存在に。F8トリブートにしても新車価格より高いプレミア価格をキープ。昨年ほど沸騰した相場観ではないにせよ、この先、どう矛先が変化するか読み切れません。

V10エンジンを搭載するウラカン。いまならなんとか注文を入れられるかもしれませんが、ランボルギーニの生産キャパシティから察するに、もう買えなくても不思議じゃありません。同世代のフラッグシップだったアヴェンタドールにしても、最後の純エンジン車だけに売り物件は少なめ＆お高めをキープ。馬がダメなら牛でも飼うか？　なんてハナシは10年前のこと。