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WATCH 【腕時計羅針盤】

【要注意】かっこいいけど、夏場に使わない方がいい腕時計。大人が知るべき「3種類」

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みなさん、こんにちは。腕時計羅針盤、RYです。

昨年のこの時期は梅雨のシーズンでも活躍してくれる、ビジネスシーンで使いやすい腕時計3選という記事を書かせて頂きましたが、今年は趣向を変えて「夏場に使わない方が良い腕時計3選」をテーマに書かせて頂きたいと思います。

みなさんの大切な腕時計を壊さないためにも、そして長く使い続けるためにも必要な知識ですので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

それではいってみましょう!

1. 革ベルトの腕時計

@ry_a_life_with_watches(筆者)の#腕時計魂のポストより

1つ目の腕時計は「革ベルトの腕時計」です。

基本的に革は湿気や水分に弱くなっており、これらを放置しておくと革の劣化、変形、変色、カビ、臭いなどさまざまなトラブルの原因になってしまいます。

したがって、高温多湿になる梅雨や夏のシーズンは革ベルトの取り扱い(特に着用後のケア)に注意しなければなりません。

例えば、雨が降って革ベルトが濡れてしまった場合には、なるべく早く乾いたタオルなどで水分を優しく拭き取って、風通しの良いところで陰干しを1日程度するのが良いでしょう。

ただし、早く乾かそうと直射日光が当たるところで乾かしたりドライヤーを使ったりするのはNGです。紫外線やドライヤーの温風は革の繊維の劣化を早めてしまいます。

雨が降らなかった日でも油断は禁物です。

この時期は少なからず汗をかいているはずですので、革ベルトの内側は必ず乾いたタオルなどで優しく拭き取るようにしてあげてください(できれば時期を問わずルーティン化できればなお良しです)。

このように、革ベルトは梅雨や夏のシーズンは特に注意を要するので、心配という方は金属ブレスレットやラバーベルトの腕時計を使ったり、あるいはベルトだけを交換するのがベターかと思います。

「どうしても革ベルトに拘りたい、でもケアが心配」という方は、腕時計のベルト専門店やブランドによっては、表面は革素材・裏面(腕に当たる側)はラバー素材でできているベルトというものもあるので、一度調べてみると良いかもしれません。

2. 非防水の腕時計

©︎Getty Images

2つ目の腕時計は「非防水」の腕時計です。

腕時計の内部(ムーブメント)は歯車やゼンマイ、あるいは電池や電子部品など非常に小さなパーツの集合体であり、本来であれば湿気や水分にとても弱くなっています。

湿気や水分が腕時計の内部に侵入すると、サビや曇りなど故障の原因となってしまうのです。

そのため、ガラスパッキン・裏蓋パッキン・りゅうずパッキン・ボタンパッキンなど、様々な工夫を凝らして内部の機械を水の浸入から守っているのが一般的です。

しかし中には、これら防水の機能を持たない「非防水」の腕時計もあります。

自分の腕時計が「防水」なのか「非防水」なのかどうやって判断するかは、腕時計の表示(裏蓋や文字板)もしくは取り扱い説明書などにある防水性表示を確認してみてください。

例えば「日常生活防水」や「WATER RESISTANT」などの表示があれば2気圧以上の防水性があり、洗顔や雨に濡れるなど少量の水分であれば耐えることができます。

しかし何も書かれていない場合は「非防水」である可能性が高いので注意が必要です。

非防水の腕時計は、湿気や水分が腕時計の内部に入り込み故障の原因となる可能性があるため、梅雨や夏のシーズンは使わない方がベターでしょう。

3. ヴィンテージウォッチ

@ry_a_life_with_watches(筆者)の#腕時計魂のポストより

3つ目の腕時計は「ヴィンテージウォッチ」です。

非防水の腕時計は、湿気や水分が腕時計の内部に入り込み故障の原因となる可能性があるとのことから、梅雨や夏場のシーズンは使わない方が良いというのは上記させていただいた通りです。

しかし、防水表示のある腕時計でも梅雨や夏場のシーズンは使わない方が良い腕時計があります。

それが、ヴィンテージ(アンティーク)の腕時計です。

防水表示があるのであれば、もともと防水性があったはずですが、製造されてから何十年も経過されており、各種パッキンをはじめとする防水のためのパーツや機構がどこまで機能しているのか、一般ユーザーは見極めが非常に難しいです。

定期的にメーカーにオーバーホールなどのメンテナンスに出しており、防水性があると保証されているのであればまだ安心だと思いますが、おそらく現在市場に流れている多くのヴィンテージウォッチはそうではないと思います。

また、ヴィンテージウォッチは現行品に比べてパーツの供給に不安があり、一度故障してしまうと修理が難しいか、修理できても非常に高額になってしまう可能性があります。

したがって、防水表示のあるヴィンテージウォッチでも安全サイドに考えて、梅雨や夏場にはなるべく使用しない方がベターだと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、梅雨と夏場に使わない方が良い腕時計3選ということで書かせて頂きました。

もう一度まとめると、

1. 革ベルトの腕時計
2. 非防水の腕時計
3. ヴィンテージウォッチ

の3つでした。

みなさんの大切な腕時計を長く使うためにも、これらに該当する腕時計をお持ちの方は気をつけていただけると幸いです。

それではまた!ありがとうございました。



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