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【後編】「もう限界……」現場の教師の悲鳴 増え続ける外国籍学生への日本語指導の実態

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「もう一人の母国語が中国語の生徒は、あまり学ぼうという気がなくて、時間にもルーズで遅刻ばかりしています。『にほんのことばわからないから、できないのしかたない』とばかり言っていて、努力しようともしないんです。

お友達とは日本語でしゃべっている姿を何度も見かけるのですが、私や教科担当の先生方には『にほんごわかんない』の一点張りで、課題も提出しません。『少しずつでいいから日本語を覚えていきましょうよ。』と声をかけたのですが、『もういいよ』って言うんです。

これから先どうするつもりなのかを聞いたのですが『なにいってるのかわかんないよ』って。日本語の指導にも支援にも困難を感じています。保護者の方にはご連絡したのですが、『あの子は日本語がわからない中で、あの子なりに努力をしている』というのが保護者の方の見解で……。どうしていくべきか頭を悩ませています」

そもそも「学ぶ」ということに意欲的ではない日本語指導が必要な生徒がいるという事実に対して、頭を悩ませている教員も多い。



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