【リアル購入記】新型アルファード＆ヴェルファイア、6月21日（水）午後4時の全記憶

車両解説は今さらの感あれど絶対に触れなきゃならないのがトヨタの金看板ハイブリッドシステムの深化です。新旧比較すれば確かに新型はインパクト絶大であり新鮮ですが、クルマ造りのアプローチはあくまでキープコンセプト。しかし、その突出した進歩はハイブリッド車の燃料消費率（国土交通省審査値）に表れています。

【新旧アルヴェルWLTCモード比較】

●新型のWLTCモード
総合：17.7km/L（16.7km/L）
市街地モード：15.6km/L（14.4km/h）
郊外モード：19.3km/L（18.1km/L）
高速道路モード：17.8km/L（17.0km/L）
※（ ）内はE-Fourのデータ。また、エグゼクティブラウンジを選ぶと若干数値は落ちます。

●先代のWLTCモード
総合：14.8km/L
市街地モード：12.6km/L
郊外モード：15.6km/L
高速道路モード：15.5km/L
※JC08モード：18.4km/L（8人乗り19.2km/L）

発進と停止を繰返す市街地モードの場合、新型は＋1.9km/hものアドバンテージがあります。（E-Fourで比較）車両重量はエグゼクティブラウンジを具体例にすると、新型アルファードが2230kg、標準装備が充実したヴェルファイアは若干重く2250kg。対する先代モデルは2240kgなので重量増になりがちな各種装備を考慮すると、新型はいかに軽量化に腐心したのかわかります。