夜10時、ケントさんがヨシオ氏の部屋を訪ねると、ヨシオ氏はバスローブ姿で出迎えた。翌日が休日だったため、自宅には「モデル仲間とホテルに泊まる」と告げて。
招き入れられた部屋は夜景が美しい高層階で、キングサイズのベッドとソファーセットが設えられ、ダイニングテーブルには、ワインのボトル、フルーツ、生ハム、スイーツなどのつまみが用意されていた。
「すみません、未成年なのでお酒は……」と断ると、「大丈夫、僕も酒を呑まない」と、ジュースの注がれたグラスを手渡してきたという。
「その際、『僕がいつも飲んでるビタミン剤だよ』と白いカプセルをもらったんです。2人で乾杯して、そのカプセルを飲んでからの記憶が飛んでしまって……気づくと、裸にされた僕の股間に、ヨシオ氏が顔をうずめていました」
ケントさんが慌てて飛び起きると、ヨシオ氏はバスローブ姿のまま薄笑みを浮かべたという。
『マネージャーにはOKをもらってる。君を売り出してあげるよ。親孝行な息子がいるとお母さんも安心だね』
その一言で、ケントさんは抵抗する気力を失った。
「彼の言葉が真実なら、マネージャーが僕を売ったということです。ただ、その時は怒りよりも母の顔がチラつきました。離婚して、肩身の狭い思いをしながら親戚の工場で働き詰めの母……もう言いなりになるしかありません。
結果、僕はヨシオ氏にされるがまま体液を啜られ、その後、彼の体液も飲み干しました。苦しくて、汚らわしくて、体が壊れてしまいそうでした」
だが、その見返りは大きかった。
RANKING
2
4
5
1
2