「あの声で とかげをくらうか ほととぎす」
この世の森羅万象のウラ側を、FORZA STYLEの取材班が徹底取材。あなたの暮らしを守る、独自レポート。
発達障害は子どもから大人まで幅広く見られる「脳機能の発達に関係する障害」とされる。
しかし、ひと口に「発達障害」といっても、症状は千差万別だ。
政府広報では、発達障害の表れ方は障害の種類や程度、年齢や性格によっても一人一人違うとした上で、個々の特徴に応じて対応することが重要だと、その接し方に配慮するよう呼びかけている。
長年発達障害児やその周囲の大人たちをサポートしてきた元小学校教諭で発達支援コンサルタントの小嶋悠紀氏。
近著『発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた 声かけ・接し方大全 イライラ・不安・パニックを減らす100のスキル』の中で、あらゆる発達障害児に通じる基本的な対応の仕方「ベーシック5」をすすめている。
「発達障害の子に接するときに大切なのは 『安心感を与えること』なんです。ベーシック5では、安心感を与えるために必要な接し方を5項目にしてお伝えしています」(小嶋氏)
もともとは倉敷市立短期大学の平山諭教授(故人)が提唱したメソッドだという。
その重要性を強調するため、小嶋氏がベーシック5と改名して掲げている基本のスキルは次の5つだ。
〇見つめる
〇微笑む
〇話しかける
〇触れる
〇ほめる
まず、「見つめる」技術について教えてもらう。
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