「お泊まりコースは寝かせてもらえない」女性用風俗の男性スタッフが語る「女性の性欲、知られざる実態」

女風に来るお客様は、『日常を忘れて恋人気分を味わいたい』『女として見られたい』『トキめきが欲しい』という方がとても多いんです。なので精いっぱいご奉仕させて頂きましたね。お風呂に入った時も『一緒に入って、後ろからハグして』とのリクエストがあったので、恋人同士のようにギュッと抱きしめましたよ。

帰り際は、彼女の要望で別々にホテルを出ました。その後、ヨシミさんにはDMでお礼を伝え、その日の仕事は終了です。施術以外にも、お客様とSNSでのやり取りは大切です。人気セラピストは一日に多くのお客様に営業メールやお礼メールすると聞きました」

何とも大変な仕事だ。気になるのがセラピストのギャランティだ。どのような報酬体系なのか、またトップセラピストの月収はいくらくらいだろう。

「店舗によって異なると思いますが、僕は売り上げの6割がもらえます。本業もあるため、セラピストの仕事は平日の夜か週末に入れるようにしていますが、月に15万円稼げたら良いほうですね。

これが専業で人気セラピストともなると、ロングコースやお泊りコースもあって、日給が5～6万円。トップテン入りをしたらボーナスをもらえるので、月の収入は100万円を超えると聞きました。僕には遠い世界です。

ただ、お泊りコースともなれば、お客様は『寝る時間がもったいない』と、ほとんど寝かせてもらえない場合も多いようです。体力勝負ですね」

なるほど。高収入に見合った労働を強いられるということか。