「お泊まりコースは寝かせてもらえない」女性用風俗の男性スタッフが語る「女性の性欲、知られざる実態」

「たまにチップをくれるお客様もいますが、基本的にお断りしています。『どうしても』と万札を握らせてくれるお客様の場合、一度は頂いて、あとで店に報告します。必要以上のお金を受け取ってしまうと後々トラブルになる可能性が高いので、慎重に対応しています」

チップをくれる女性は『自分は特別な存在でいたい』『セラピストに気に入ってもらいたい』という心境なのかもしれない。

恋人気分を味わわせてくれるセラピストゆえ、他にも困ったお客様はいないのだろうか？

「あまり大きな声で言えませんが、一番困るのが『病気を持った方』ですね。僕らは定期的な性病検査の実施が常識となっていますが、女性は自己申告になります。

万が一、感染したら一定期間働けませんし、医療費も自己負担です。『ちょっと危ないかな』と感じるお客様にはジェルを多めに使用して、粘膜感染しないようにしていますが……こればかりは運ですね。ヒヤヒヤものです。

そしてもう一つ、困ったお客様は『行為を強要してくる方』です。

僕たちはセラピストとして、性感マッサージ（手指や口唇）、グッズ等で満足して頂くことを念頭に置いています。

『最後まで』を求められると、法に反してしまうことを理解してほしいです。変な噂が立つと、店にも迷惑がかかりますし」

プロ意識のあるカイトさんだが、一方では次のような声もあるという。