「彼の様子が途中からちょっとおかしくて、あれ?とは思っていたんです。そうしたらお会計のとき、会社に財布を忘れちゃったみたいと言い出したんです。あぁ、それで何だか様子がおかしかったんだと合点がいきました。ですから、気にも留めることもなく私が支払いをしました。そのときはそれよりも会社に本当に財布があるかどうかの方が気になっていたくらいです」
次のデートのときも、その次のデートのときも彼はなんだかんだいって、会計時に財布を出さなかった。
☆彼の内に眠る本性が徐々に暴かれていくことになる。衝撃の後編に続く☆
取材・文 悠木律
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