【前編あらすじ】
医師をしているある女性は、父親が亡くなった後から「集団ストーカーの被害」に会うようになったという。 彼女の留守中には、必ず家にあるものが動かされていたり、少し汚されていたりする。しかし、彼女の家の全ての出入口に防犯カメラを設置しても、何故か、犯人の姿は絶対に映らないのだ。
彼女への嫌がらせも、徐々にエスカレートして行き、その数年後には、
「飼い猫の眼が、何者かに潰されました」
というメッセージと共に、白く眼が濁った猫の映った写真が、彼女から送られてきた。
猫はその後、亡くなったそうだが、犯人が手を下したという証拠が無く、警察に被害届も出せないでいるという。
別のある専業主婦の女性は、10年近く「集団ストーカー被害」を受け続けている。
留守中に勝手に人が入るのを防止する為に、外出前には、家中のドアや窓に、はがれにくいが、切れやすい特殊な防犯テープを必ず張るという。彼女が発送する郵便物も勝手に開けられてしまうため、同じく封をしたところには、全て防犯テープを張る。
しかし、犯人グループは巧みであり、テープをはがさずに家に侵入することも可能で、防犯カメラにも絶対に映らない。
ある夜、1台のバンが彼女の家の前に停まった。すると、次の日から、彼女のパソコンや携帯電話の調子がおかしくなったという。
「おそらく、全てのデーターをハッキングされたと思います」
それ以来、彼女は、必要最低限しか携帯電話やパソコンを使用しない。
弊社へ電話をかけてくるのも、公衆電話からであるが、町中に彼女を監視するグループがいるため、細心の注意を払わなければならないという。
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