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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「ドライヤーが耳元でパン!と爆発」32歳主婦が絶句。安物家電に払ってしまった「あまりにも高すぎる代償」

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先日、大きな話題になったパナソニックのリコール問題。対象となったのは衣類乾燥除湿機で内部の除湿ローターに香料などに含まれる有機物が付着することで発火の恐れがあるという。

衣類乾燥除湿機といえば、これから迎える梅雨に大活躍してくれる家電だ。ライフスタイルの変化もあるなか、1年中フル稼働しているというご家庭も少なくないだろう。

遠藤安美(仮名•32)もその1人だ。安美の家庭は夫と子ども1人の3人家族。夫婦共に共働きのため、洗濯は夜して、部屋干しが基本。衣類乾燥除湿機は欠かすことのできない家電のひとつだという。

「外干ししていた頃もありましたが、今ではもっぱら家干しです。取り込む余裕がないし、何せ朝は忙しくて、洗濯を干している余裕がないんです。だから、帰宅後お風呂に入るタイミングで洗濯機を回して、一部はそのまま乾燥機に、シワになるものや縮んでしまいそうなものは衣類乾燥除湿機をつけながら部屋干ししています」

安美がこの10年愛用してきたのも、冒頭の大手家電メーカーの衣類乾燥除湿機だ。しかし、当初はリコール対象商品だとは気がついていなかったらしい。

「なんとなく、ニュースを流し見していて、話題としては知っていました。でもまさか自分の家の家電が対象だとは思っても見なくて。後で知ったんですが、かなり大規模なリコールだったんですね。164万台?とか。びっくりする数ですよね」

リコールの受付は、電話、インターネット、LINEと幅広いが、かなりの数ということもあり混み合っているらしい。

「8年以内の商品であれば、代替え品と交換。それより古い年式のものは、買取をしてくれるそうで、我が家は後者。商品を送って、それから現金書留で回収金が送られてくる手はずです。ただ、混み合っているようでお金が入ってくるのはいつになることやら……。使用は直ちに中止してくれとのことなので、早急に新しい衣類乾燥除湿機を探さなきゃなりません。衣類乾燥除湿機がない暮らしなんて考えられないですから。最新版を買うか、別のメーカーにするか、悩みどころですね」

日頃から愛用している家電がひとつ壊れるだけで、毎日のルーティンは大きく変化する。現代の日本家庭において家電の果たす役割が大きいことを目の当たりにする。

「まぁでも火事とか大事になる前にリコールできてよかったです。実は、先日別の家電で痛い目を見たものですから……」



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