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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「娘に虐待してないよね?」夫と姑には虐待を疑われ……"黄昏泣き"に育児ノイローゼ寸前の母親がとった行動とは

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話を聞いてみると、義母から夫に電話がかかってきて、孫の顔を見にマンションを訪れたところ、あかねさんが赤ちゃんを脅している声が聞こえてきて、インターフォンを押しづらくて帰ったという報告があったのだそうだ。

「お義母さんが”孫が虐待されているんじゃないか”と心配してると言うので、言葉を失いました。『ついに聞かれちゃったんだな』という気持ちと、『大声出さないとやってられなかったんだよ!』と弁解したい気持ちが混じり合って、わけがわからなくなりましたね」

あかねさんは虐待などしていないと答えたが、彼女が不安定な様子を見せたため、夫もその言葉を信用しきれなかったのかもしれない。
その日を境に、夫はあかねさんの行動を監視するようになった。

「私を心配して気にかけてくれているというよりも、”監視”という言い方がしっくり来ます。時々電話をかけてきて、娘の動画を見せてと言ってきたり、私の様子が変じゃないか伺うような質問をしてきたり……。夫は自宅にいる時でも、私と子供が2人だけで寝室にいると、導入した見守りモニターを使って、私たちの様子を監視するようになりました」

あかねさんは、確かに怒鳴ったのは悪いことだったと反省している。それは虐待にあたるのかもしれない。
しかし、毎日くり返される凄まじい黄昏泣きをたった1人で受け止めるには、感情を発散させる何かが必要だったという。



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