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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「娘に虐待してないよね?」夫と姑には虐待を疑われ……"黄昏泣き"に育児ノイローゼ寸前の母親がとった行動とは

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「赤ちゃんに向かって”いつまで泣いてんだよ”とか悪態をついてる時点で虐待と言われたらそうなのかもしれません。でも、耳をつんざくような声で延々激しく泣き続けられても穏やかに『いい子ね』とか言える人っているんでしょうか?」

そもそも窓を閉めていたとしても、大声を出せば、状況によっては周辺住民に聞こえてしまうだろう。窓を開けて外界の音が耳に入ってくることで、あかねさんはほんの少し客観性を取り戻したのかもしれない。

「確かに、窓を開けるようになったら、外と繋がっていることを肌で感じました。で、とたんに怒鳴りつけることにブレーキがかかりましたね。ですが、周囲はマンションが建ち並んでいて交通量も多いので、そこまで聞こえないような気がして、いつのまにかブレーキも緩んでしまいました」

赤ちゃんの黄昏泣きが始まると、「最終的に大声を出してどす黒い気持ちを発散させないと収まりがつかない」状態になっていた、とあかねさんは自己分析する。

「いろんな原因があったと思います。普段夫以外の人とあまりコミュニケーションを取っていないから、感情や言葉を発する量も足りてなかったかもしれません。親や兄弟、友達と電話すると、なぜか弱音を吐きたくなくて幸せぶっちゃうし」



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