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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「パパが不倫した気持ち、わかる」長女の裏切りに絶句。貞淑な専業妻はどこで間違ったのか?

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「すると娘はさらに冷たい表情になって『ママ、いい加減に子供を頼るのやめたら?いい年なんだからさ』と言ったんです。私、悪い夢かと思いました。それで、正義感の強いあなたがそんなこと言うなんて、ママショック、と言ったのですが、それを聞いた娘は一瞬笑ったんです。背筋が凍りました」

大学生になってから、娘には変化があったという。中学高校と生徒会で役員や会長をやったり、文化祭でリーダーシップを発揮したりと活躍していたが、大学生になるや、服装や態度が違って見えるようになった。

日常会話にはさほどの変化はなかったが、娘の年代にありがちなある種の軽薄さというか、少し悪ぶったような雰囲気を出すようになったと祥子さんは感じている。

「三つ子の魂百までって言いますし、優しい性格は変わっていないと信じたいんです......。でも、私を敵を見るような目で見るんですよね。遅れてきた反抗期でしょうか」

小学生の頃、絶対的味方となって母親を守ろうとした娘は、この9年間でどんな経験を経て母親に批判の目を向けるようになったのか。祥子さんは、長女から鋭い目で睨まれて激しく動揺したという。

「長女はこんなことを言いました。ママ、私、パパがあの人の方が好きだと思う理由がわかる気がする。ママみたいな人が奥さんだったら、どんな男も疲れるし、嫌になんじゃね?と。どうして傷つけられている私を責めるのかわからず、それが物凄くショックで......。言葉遣いも今どきになってたし、娘は私の知らない顔を持っているんだなと感じて動揺しました」



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