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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「パパが不倫した気持ち、わかる」長女の裏切りに絶句。貞淑な専業妻はどこで間違ったのか?

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祥子さんはそれでも引き下がることなく、長女に味方になってほしい一心で「いい年して平気でヌードモデルになるなんてどこまで下品なのかしらね?」「パパが高給取りだから、どうせ集ってるんだわ」などと、相手の女の悪口を言い募った。すると、娘は激高したという。

「娘は、ママみたいな世間知らずな女にだけはなりたくない、と言い放ちました。私も言われっ放しで腹が立って、専業主婦は世間知らずだなんて、そういうステレオタイプの考え方こそ世間知らずじゃないと言い返したんです。専業主婦には専業主婦なりの大変さがある、何も知らないくせに一人前のことを言うなと」

しかし、その反撃は逆効果だったばかりではなく、祥子さんにとって信じたくない事実を知るきっかけとなってしまう。

「娘はさらに怒って、相手の女に何度か会ったことがあると言い出しました。血の気が引きましたね。仲が良いわけではなさそうですが、あの女に会って話をしたことで、夫が浮気をしたのはママのせいだと考えるようになったみたいなんです」

よくよく話を聞くと、祥子さんの娘は、小学生の時に父親がよそに恋人を作ったことがトラウマになり、それからしばらく父親を監視していたのだという。監視といっても、コソコソ電話をしていないかとか、インターネットで何を検索しているとか、探偵ごっこのようなことを続けていた。「二度とママが悲しむところを見たくない、離婚してほしくない」という一心でやっていたことなのだそうだ。



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