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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「トイレ燃えてるよ!」夏祭りの夜に起きたコンビニ放火事件。犯人の意外な動機とは?

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

ある夏祭りの夜、混雑のなかコンビニで忙しく働いていた永松里美さん(28歳・仮名)。夏祭りも終わりピークが収まってきたその時、1人の客の「ねぇ、トイレ燃えてるよ!」という悲鳴が。まさかと思った里美さんが見に行くと、トイレは燃え盛り黒い煙がもくもくと立ち込めていた。

・・・・・・・・・・・・・・・

火事の当日も大変だったが、もっと大変だったのはその後だ。半日ほどではあるが、警察と消防の現場検証が行われ、しばらく店を閉めることになってしまった。

「トイレの中は、全く判別がつかないほど壁全体が真っ黒になっていました。横に設置してあるアルコール除菌スプレーが破裂していたので、あの時の爆発音はこれだったと思います。上にある棚に常備していたトイレットペーパーは全部燃えており、特に真っ黒になっていました。外の洗面所ではお客様が倒した花瓶が割れていて、隣の女子トイレも焼け焦げたあとやすすが広がっていました」

トイレはとても使える状態ではなかったという。

そのコンビニはトイレ部分のみ業者に頼んで作り変えることになったため、しばらく使えなくなってしまった。コンビニにトイレを借りに来たお客さんはもちろん、スタッフも隣りにあるケーキ屋さんまで行くことになってしまったのだ。

「ケーキ屋さんには申し訳ないと言って、しばらく貸してほしいとお願いしに行きました。快く了承してくださったので、とても助かりました。でも勤務中にトイレに行きたい時、すぐに行けなくなったのがすごく不便でしたね」



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