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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「私の人生狂わせて一方的に離婚かよ!」実は多い「女性のDV」の怖すぎる暴論とその実態とは......。

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「なんでこんなにしてるのにできないの? 私はブライダルチェックで問題なしと言われてるの。亮太に問題があるかもしれないから調べてきてと言われ、まだ半年だから不妊と断定できないし、そんなに焦って子作りする必要はないと僕は反論しました」

亮太は「ブライダルチェック」という言葉をその時初めて知った。

「佐智子は僕との子どもが欲しいというよりも、自分が予定した生活や人生を進めなければいけないという強迫観念に駆られているように見えました。友達の誰々さんがどこどこのレストランで子どもの初節句のお祝いをしたとか、同級生が出産祝いのお返しに名前入りのお菓子をくれたのがおしゃれで良かったから、うちもあんな感じにしたいとか、まだ妊娠していないのにそんなことばかり言っていましたね」

結婚して1年が経っても妊娠しなかったため、亮太は約束どおり不妊検査をしに病院に行ったという。行くのは嫌だったが検査を受けた。結果は問題なしだったという。

「問題がないのに子どもができないのは、お互いのストレスが原因かもしれないと僕は言いました。励ましたつもりでしたが、その辺りから佐智子の物言いはよりキツくなっていった気がしますね。不妊検査自体も僕にとってはかなりつらいものだったのに、当たり前のような顔をされたのも嫌でした」

亮太から「ストレスをかけられている」と言われた佐智子は、子どもが欲しいと望んで何が悪い、とケンカ腰で言った。



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