「聞いたことがある人は多いと思いますが、コンビニって恋愛関係に発展しやすいんです。 バイト中は距離が近いし、手と手が触れることだってたくさんあります。異性として意識しやすくなり、カップルが誕生することは珍しいことではありません。コンビニ恋愛って実はたくさん起こってるんですよ」
飛松さんがバイトの女性と恋愛関係を持つようになったのは、あることがきっかけだった。
数年前ある１人のバイトの女性に告白されて、付き合うことになったそうだ。その女性は短期間ですぐに辞める予定だったが、飛松さんと付き合ったことにより２年もお店の戦力として働いてくれた。そこから飛松さんは、恋愛関係になることでお店に留まらせる事を思いついたという。
「結局その子とは別れてしまいましたが、長いこと働いてくれたのでお店にとっても大助かりでした。それでいつしか次々と女の子と恋愛関係を持ち、お店に長くとどまらせるようになったんです。もちろんオーナーや店長もその事は知っていますが、店にメリットが大きいので黙認状態ですね」
コンビニで恋愛関係を作っていくにはどのようにするのだろうか？ コツやポイントなどはあるのか聞いてみた。恋愛をしない若者が増えている今、ここは気になる部分だ。
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「まずは仕事でしっかりとサポートしてあげること。わからない所はきっちり教えてあげるなど、基本的なことをしっかりして信頼関係を築いていくことです。若い女の子は、おじさんやクレーマーに絡まれる率も高い。仕事で不安になる事も多いので、こちらがしっかりと助けてあげることですね」
「あとは身だしなみや清潔感なども毎日ちゃんと気を使うことです。接客業なら当たり前のことですけど、意外と出来ていない人も多いんですよ。まずは基本的な事を当たり前にこなす、これが出来ていないと恋愛関係を作っていくのは難しいです」
飛松さんの見た目はチャラチャラした印象はなく、接客業らしい清潔な佇まいだった。しっかりした印象からは頼りがいも見え、確かに女性からしてもこれなら安心感を覚えるかもしれない。しかし飛松さんも30歳で、20歳くらいの学生と恋愛関係を作るのはそう簡単なことではないはずだ。 ここからどのようにして恋愛関係に踏み込むのか？
「そもそも恋愛関係を作るのが簡単な子もいれば、絶対に無理な子もいます。彼氏との関係が上
手くいっている子や、学生生活が充実して同年代とたくさん遊んでる子は落とすのは難しいです
ね。反対に彼氏との関係が上手くいっていなかったり、学生生活が退屈な子ほど落としやすいです。彼女らはまだ若いですし、同年代の彼氏は恋愛経験やコミュニケーション力もまだまだ未熟。意外と心の中に不満を抱えている子は多いです」
飛松さんの話では、学生生活が物足りない人の方が、バイトに熱中するパターンが多いという。
しかししばらくすると逆に燃え尽きて、辞めてしまうことも多いそうだ。
そこに恋愛関係という刺激を加えることで、学生生活を楽しませつつアルバイトも長続きするよう
になるという。
「女子大生の中には学校で男子との出会いがほとんどない子もいます。保育学科や福祉系の学科に所属していると、クラスに男子がゼロの場合もある。恋愛適齢期の彼女たちですが、意外と男性との出会いがなくて、飢えている子も多いんです。今ではマッチングアプリもありますが、怖くて上手く使えない子もたくさんいます。恋愛している友達を見て、私も男欲しいと裏側では獣のように騒いでいるのも珍しくありません」
恋愛したいと心の中では考えているが、実際には出会いが無く、マッチングアプリや合コンに手を
出すのは気が引けてしまう。自然な出会いを心の中で求めているが、それが無くて困っている子も多いのだという。そう考えると、恋愛関係にしていくのは難しくなさそうだ。
しかし具体的にはどう行動していくのだろうか？
☆ 次回では、コンビニマネジャーの【驚きの方法】を詳細にレポートする☆
ライター 鮫島祐樹
