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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「息子さんも被害者なんです」担当教師からの辛辣な一言。完璧主義を押しつけたモンスター母の悲惨な結末とは。

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高子が答えられないでいると男性教師は、食事のときでなくても構いません。息子さんとどんな話をしますか?と改めて聞き直したが、高子はそれでも答えることができなかった。

「息子と話すこと……。そう聞かれて答えに詰まってしまいました。私はマナーやルール、それから正解を教えるのに手一杯で息子の話を聞いたり、息子と話すなんてことほとんどしてこなかったんです」

答えられない高子に男性教師は、ではお家ではどんなふうに遊びますか?例えばブロックの場合はどうでしょう?とまた質問を変えた。

「『我が家でブロックをする場合は、私が先に正解の作り方を教えて、息子がそれを真似して作ります。途中で違うブロックを選びそうになることも多いんで、常に見張って正しいブロックを渡します。難しくて作れそうにない場合は、途中から私が作ることもあります』と正直に答えました」

男性教師は少し驚いた声で、自由にブロックを使って、好きな形に作るということはしたことがないんですか?と聞いた。

「私は先生が何を驚いているのかさっぱりわかりませんでした。もちろん、そんな使い方をしたことはありませんから、そう答えました」



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