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FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

スニーカーの中でも最強の一足! 干場編集長が一押しする白コートスニーカーの魅力とは?

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

大人のスニーカースタイルの代表格となる一足がコレだ!

新連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第38回目 は「白コートスニーカー」です。あれ? 白スニーカーって以前やりませんでしたっけ? そう思った方、よく見てください! 今回は白の”コート“スニーカー限定です!!

 

コートスニーカーって聞いたことありますか? ここ最近のスニーカーブームですっかりおなじみとなった大人のスニーカースタイルですが、コートスニーカーはその代表格と言える1足です。

「コートとは、テニスコートやバスケットコートのこと。つまり、それらのスポーツで履かれる、もしくはそれらのスタイルを意識したスニーカーのことです。基本はいわゆるローテクスニーカーで括られ、そのシンプルでベーシックなデザインはトレンドだけでなく性別も世代も関係なし。まぁ、いわばスニーカーにおける基本中の基本といったところです」

そんなコートスニーカーの中でも、まず手に入れておきたいのが白。

「コートスニーカーは、そのベーシックさから今やビジネスでも通用するほどの存在に。特に白はクリーンなイメージが加わるので、どんなスタイルも品良く見せてくれます」

白のコートスニーカーにおける代表ブランドといえば、アディダスのスタンスミスであることはもはや世界共通認識。しかし、大人が履くならもう少し高級感のある1足を狙いたいところです。

「ラグジュアリーブランドやイタリアのシューズブランドなどを選ぶことで、ベーシックな中にも上質な雰囲気を演出できます。やっぱり革質が違いますからね。実はベーシックなアイテムほど、こうした演出は効果的。人とかぶる確率も減りますよ」

そんな白コートスニーカーがあれば、スウェットにもデニムにも、はたまたスラックスにも対応可能。さらにもう一つメリットが。

「今回のスタイリングで使ったアウターは古着。ちょっとクセのあるアウターも、白コートスニーカーなら品良くまとめてくれます」

まさに持っておいて損のない、いやもはや得しかないスニーカーみたいです。

 

Valsport  / ヴァルスポルト

大胆なアイコンも白コートならスッキリと

3万7400円/ヴァルスポルト(チンクエステッレ)

創業は1920年。アイコニックなVマークが今っぽいですが、実はヨーロッパ初のスポーツブランドなんです。現在はプレミアムファッションブランドとして展開していますが、メイド・イン・イタリーを貫く職人気質も。こちらは定番のトーナメント クラシック。テニスシューズとして生まれたもので、上質なカーフと共にヴィンテージ加工されたソールも見どころです。

古着にスウェットというラフなコーデも大人顔に

スニーカー3万7400円/ヴァルスポルト(チンクエステッレ)

アーミーブルゾン/干場編集長私物、スウェットシャツ2万9150円/111(アイランドバー)、スウェットパンツ1万8700円/クロスクローゼット、サングラス3万2780円/レイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、時計52万8000円/ベル&ロス(ベル&ロス 銀座ブティック)

USアーミーのトレーニングジャケット。昨今古着で人気のライトアウターは、特徴的なV字の切り替えがアクセントに。そう、今回履いたヴァルスポルトとシンクロしているんです。そんな遊びも、シンプルでベーシックな白コートスニーカーならあざとさなし。スウェットパンツを合わせたラフなコーデも、軽やかさを残しながらクリーンで品良くまとまります。

干場編集長のアドバイス①「サングラス」

爽やかさが過ぎる場合は目元で調整を

もし白コートスニーカーを合わせたコーデが爽やか過ぎたら、サングラスで調整を。今回のトップスはアメリカ軍モノの古着とあって、少々ハードめに。

「足元は白で抜け感を、サングラスでは渋さを。ちぐはぐになりそうですが、白コートスニーカーは究極のベーシックスニーカーなので許容してくれるんです」

干場編集長のアドバイス②「時計」

スポーティさを押すなら腕時計もラバーで

トレーニングジャケットにスウェット、そしてスニーカーとスポーツ尽くし。腕時計でクラス感を匂わせるのがスタクリ流ですが、ここは流石にラバーストラップで。

「カラーもオールブラックで、コーデに馴染むことを前提としています。とはいえ、ベル&ロスなので高級感はバッチリ。インデックスとスニーカーによるさりげない白リンクも」

Brunello Cucinelli / ブルネロ クチネリ

ここが作れば究極のベーシックも究極の1足に

14万3000 円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)

70年代のコート系スニーカーでおなじみのTトゥ。ボリューム感を抑えたシルエットは、大人の足元をより上品に見せてくれます。アッパーにはパンチングスエードを採用。ラバーソールも然り全体的にほんのりオフホワイトがかっているのも、実に品良し。

TOM FORD / トム フォード

モデルのノア君もイチオシな上質スニーカーの好例

11万円/トム フォード(トム フォード ジャパン)

前回の白スニ特集では白のスムースレザー×黒ラインをご紹介しましたが、今回はオフホワイトのスエード×ホワイトスムースレザーラインになります。しっとりとした革質は、さすがハイブランド。それでいてあくまでベーシックに寄り添ったデザインが好印象です。

Doucal’s / デュカルス

これ以上にクリーンで上品なコート系あります?

5万9400円/デュカルス(トヨダトレーディング プレスルーム)

自社一貫を採用するイタリアのシューズブランド。主力は革靴ですが、スニーカーにおいても上質感に定評があります。余計な装飾を一切省いた、この潔いデザイン。使用するカーフレザーの革質の良さは、一目瞭然でしょう。パイル地インソールで素足履きOK。

Pantofola d'Oro / パントフォラ・ドーロ

ベーシックだけど履き心地もしっかり堪能できます

3万800円/パントフォラ・ドーロ(カメイ・プロアクト)

こちらもイタリア発のラグジュアリースニーカーブランドとして有名。といっても、元々はプロ用サッカーシューズを製造していたとあって、スペックも確か。こちらはテニスシューズが由来のトップスピン。上質なシボレザーに光るメタルアイレットがアクセントに。

AUTRY / オートリー

80s人気の今、注目したいのはこんなヤツ

3万800円/オートリー(トヨダトレーディング プレスルーム)

テキサス州ダラスで1982年に誕生。その後ラグジュアリーブランドのCEOを歴任したパトリツィオ・マルコ氏がエグゼクティブ・チェアマンに就任したことで、現在では大人のリッチなスニーカーブランドという位置付けに。写真は代表モデルとなるメダリスト。

【視聴者プレゼント】
ヴァルスポルト
トーナメント クラシック (サイズ42) 1名

応募はこちら


【応募締切】2023年4月6日(木)22:00
※視聴者プレゼントにご応募いただくには、FORZA STYLE会員への登録が必要となります。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
チンクエステッレ 03-6897-3526
ブルネロ クチネリ ジャパン 03-5276-8300
トム フォード ジャパン 03-5466-1123
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
カメイ・プロアクト 03-6450-1515
アイランドバー 03-6303-2791
クロスクローゼット 03-5770-5274
ベル&ロス 銀座ブティック 03-6264-3989
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307



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