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FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

スポーティを格上げ! カジュアルにメタルブレスを選ぶ理由とは?

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

新連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第34回目となる今回は「腕時計」。高級腕時計が軒並み値上げされる中、今狙うべき腕時計の条件とは?

 

腕時計離れなんて声が多く聞かれたここ数年。ところがどっこい! 昨今は高級腕時計人気が右肩上がりで、それに伴い価格も上昇しっぱなしです。そんな中、干場編集長が考えるスタクリ的腕時計の選び方とは。

「スタイルクリニックでは、Tシャツやジョガーパンツといったスポーティなスタイルを紹介することが多いです。腕時計選びも、そんなイマドキなアーバンスタイルに似合うことが前提です」

となると、やっぱりクロノグラフやラバーストラップといったスポーツウォッチがラインナップ入り? と思いきや、必ずしもそうではないよう。

「今回はカジュアル想定なので、レザーストラップは選んでいません。一応ドレススタイルには、レザーストラップが基本。まぁ、今の時代NGではありませんけどね。一方、カジュアルだとステンレスやラバーが選択肢となりますが、今回はオールステンレスにしています。理由は、スポーティなコーデを格上げすることが目的だからです」

アーバンスポーツスタイルとラバーストラップは無論好相性。ですが、今回のテーマはスポーティなコーデを腕時計でラグジュアリーに格上げしようってことです。その際、さらにダイヤルカラー選びにもポイントがあるとか。

「ネイビーやグリーンといったトレンドカラーを楽しむのももちろん良いですが、腕時計のダイヤルはコーデのメインカラーとリンクさせるのがセオリーです。ブラックをベースとするスタイルクリニックでは、もちろんブラックダイヤルがまず狙いどころです」

最後に、ステンレスブレスの効能をもう一つ。

「ステンレスブレスならではの重厚感やシャープさは、女性から見てもオトコらしくてカッコいいと評判です。浮き出た手の血管と共に、さりげにアピールしましょう(笑)」

腕時計を使ったモテテクニック、是非ともご活用ください!

 

IWC/アイ ダブリュー シー

オトコらしさと品格を両立する優秀ダイバーズ

時計「アクアタイマー・オートマティック」ケース径42mm、SSケース、300m防水、自動巻き93万5000円/IWC

ダイバーズでありながらクラス感と品格を備えるアクアタイマー・オートマティックが、120時間のパワーリザーブを備えアップデート。42mmの屈強ケースとステンレスブレスの組み合わせは、実に重厚感があります。クイック交換システムを採用しているので、コーデに合わせてブレスを簡単に付け替えることが可能です。

大人スポーツには、むしろ重さが必要なんです

時計「アクアタイマー・オートマティック」ケース径42mm、SSケース、300m防水、自動巻き93万5000円/IWC

ダウンコート12万6500円/ウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店)、セーター4万7300円/トレンタセッタンタ(第一ニットマーケティング)、Tシャツ9350円、ジョガーパンツ1万5950円/ともにクロスクローゼット、スニーカー5万9400円/フィリップモデル(トヨダトレーディング プレスルーム)

ブラックをベースに、モノトーンでまとめたコーディネイト。フード付きのダウンジャケットにリブパンツ、そして白スニーカーというアクティブなスタイルを、色使いであくまでアーバン顔に見せます。

「色をまったく使わない潔いモノトーンの中、手元でステンレスシルバーがキラリと光ります。ステンレス腕時計の重さを加えることで、スポーティなコーデが軽くなり過ぎるのを防げるんです」

干場編集長のアドバイス①「ニット」

スポーツ一辺倒じゃなく、上質感を意識するのが大事

要はアクティブなスタイルといっても、スポーティに振り切らないことが重要ってわけです。

「リブパンツにスニーカー、そこにスウェットシャツを合わせると軽さが目立ってしまいます。ニットにすることで、あくまで大人なリッチ感がアピールできるんです」

※こちらの商品はコチラからご購入いただけます。

ミニマルワードローブとパートナーシップ契約を交わしています。

干場編集長のアドバイス②「パンツ」

腕時計もシルエットも、シャープに見せることが重要

リブパンツはスリムシルエットが正解。シャープに見せることが肝要で、ダークカラーを選ぶのもそのためです。

「裾のリブに生地が溜まるようなゆったりサイズだと、子どもっぽく見えてしまいます。特にアウターにボリュームがある冬コーデは、いかにスッキリと見せるかがポイントです」

干場編集長のアドバイス③「スニーカー」

スポーティな中にも品の良さを求めるべき

アクティブなコーデにこそ、ステンレスの腕時計を。軽さと重さのメリハリを意識するのがコツってわけですが、スニーカー選びも然りです。

「足元までブラックだと、重過ぎるんですよね。白アッパーを選ぶことで、軽さと共にクリーンで品良い印象を与えることができます」

TUDOR/チューダー

気づけばつい選んでしまう万能ダイバーズ

 

ブラック×ゴールドのベゼル&ダイヤルも相まって、一見すると実にゴージャスで重厚感あり。それでいて、アンダー40mmというサイズ感は必要以上の主張を控え、ダイバーズにして品良い印象も両立します。ヴィンテージな雰囲気も、イマドキな気分にぴったりですよね。

時計「ブラックベイ フィフティ-エイト」ケース径39mm、SSケース、200m防水、自動巻き50万4900円/チューダー(日本ロレックス / チューダー)

時計「ブラックベイ フィフティ-エイト」ケース径39mm、SSケース、200m防水、自動巻き50万4900円/チューダー(日本ロレックス / チューダー)

Bell & Ross/ベル&ロス

アーバンスポーツに似合う腕時計の理想型

時計「BR 05 ブラック スティール」ケース幅40mm、SSケース、100m防水、自動巻き60万5000円※2月1日より66万5500円に価格改定/ベル&ロス(ベル&ロス 銀座ブティック)

オトコらしさと洗練さを共に楽しめるステンレススティール腕時計といえば、やっぱりこれでしょう。サテン×ポリッシュのケースと一体化されたブレスレットが、重厚感がありながらもシャープさも主張。40mmという手頃なサイズ感は、スポーツMIXからドレスMIXまで幅広いコーデに。

BREITLING/ブライトリング

メカし過ぎていない都会顔クロノグラフ

時計「クロノマット B01 42 ジャパン エディション」ケース径42mm、SSケース、200m防水、自動巻き110万5500円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)

3カウンターのクロノグラフがオトコ心をくすぐる名モデル。言うまでもなく本来ならメカニカルさがウリのモデルではありますが、こちらの日本限定モデルにおいてはブラック×シルバーで統一したカラーリングが実にスタイリッシュ。威圧感のない、スマートな装着姿を楽しめます。

EBERHARD/エベラール

ブラック以外ならこんなカラーも選択肢に

時計「クロノ4“21-42”20周年モデル」ケース径42mm、SSケース、50m防水、自動巻き117万9200円/エベラール(G&Rジャパン)

2001年に誕生した4連ダイヤルが特徴の名作。ブラックが基調となるスタクリ的には時計のダイヤルもブラックを推奨していますが、トレンドカラーのアイスブルーもやはり気になるところ。品良くクールなその色合いは、ブラックカラーのスポーツMIXコーデを格上げするのに適していますしね。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
IWC 0120-05-1868
日本ロレックス / チューダー 0120-929-570
ベル&ロス 銀座ブティック 03-6264-3989
ブライトリング・ジャパン 0120-105-707
G&Rジャパン 03-5422-8087
ウールリッチ 二子玉川店 03-6431-0150
第一ニットマーケティング 0258-66-6676
クロスクローゼット 03-5770-5274
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567



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