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FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

干場流デニム術! ブルーデニムの選びと着こなしの正解教えます!

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

ブラックとブルーの二刀流で、大人のデニムコーデは完璧

人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第35回目は「ブルーデニム」。ブラックデニム推しのスタイルクリニックですが、やっぱりデニムの定番はブルーですからね。とは言え、その穿きこなし方はあくまでスタイルクリニック的なようです。

カジュアルだけどスタイリッシュ。そんな理由からブラックデニムをオススメしているスタイルクリニックですが、デニムそのものは汎用性の高いアイテムだけに、ブルーデニムの穿きこなし&選び方もマスターして欲しいところ。

「まだまだ寒い日が続きますが、春シーズンを見据えるとブルーデニムはやはり重宝するアイテムです。ブラックとブルー、共に穿きこなし&選び方を知っておくと、カジュアルコーデはマスターしたも同然です」

いまやドレススタイルでもおなじみとなったデニムパンツ。昨今はヴィンテージデニムの再燃、さらにフレアデニム人気など、選択肢が豊富に揃っています。

「時代によってトレンドとなるシルエットは変わりますが、オトナの男性が選ぶべきブルーデニムは、やっぱりスリムです」

トレンド的にはゆったりとしたデニムが人気ですが、あくまでスリムと断言する干場編集長。

「スタイルクリニックは、いわば間違いのないスタイルを提案する企画。トレンド性の高いシルエットや個性の強いデザインのデニムは、穿きこなすのにハードルが高いんですよね。そもそもデニムは大定番アイテムなので、トレンドを気にせず好きなシルエットを穿いていいんです。だから、最もシルエットがシャープでスッキリとして見えるスリムデニムがオススメなんです」

スリムになることで、色落ちしたブルーデニムも洗練された印象にまとまるとか。また、以前ご紹介したヒールブーツと合わせることで、脚長効果も得られます。

「ブルーデニムと一口に言っても、色落ち加減で印象はまるで異なります。キレイめにまとめるなら濃色、ラフに穿くなら薄色が基準。季節でも分けられ、秋冬は濃色、春夏は薄色がマッチします」

同じブルーでも使い分けが重要ってことです。最後にブルーデニムをカッコよく穿きこなす一番のコツを教えてもらいました。

「カラダを鍛えることです。ガッチリと鍛えられたカラダは、Tシャツにスリムなブルーデニムというシンプルなコーデでもカッコよく見えます」

確かに、女性からの評判も間違いなさそうです。

 

MINEDENIM/マインデニム

タフなライダースもスリムならスッキリ洗練

デニム3万8500円/マインデニム(マインド)

ライダースジャケット「F4」37万4000円、サングラス7万7000円/ともにフィクサー(アルト エ デリット)、ブーツ7万5900円/ダブルエイチ(オリエンタルシューズ)、時計「ブラックベイ フィフティ-エイト 39mm」50万4900円/チューダー(日本ロレックス / チューダー)、その他干場編集長私物

ダブルのライダースにロックT、そして色落ちしたブルーデニムというアメリカンロックスタイル。本来色気のあるスエードのヒールブーツも、ワルな雰囲気を漂わせます。

「それでもスリムシルエットなら、スッキリとして味濃くなり過ぎません。ロックな雰囲気を楽しみながらも、あくまでオトナなコーデにまとめることができます」

※この商品はコチラからご購入いただけます。

ミニマルワードローブとパートナーシップ契約を交わしています。

 

スリムなら味のある色落ちも野暮じゃない

冬後半から春先にかけてまさしくちょうどいい、インディゴをしっかりと残した濃いめの色落ち。

「メリハリのある色落ちは、ヴィンテージデニムの醍醐味とあって武骨さが目立ちます。でもスリムシルエットなら、野暮ったくなく穿くことができますよ」

干場編集長のアドバイス①「サングラス」

デニムがスリムなら、アメリカンに振ってもOK

ダブルのライダースにガンズ&ローゼスとくれば、やっぱりサングラスはティアドロップです。

「白のライダースにすると、さすがにコスプレに(笑)。定番のウェリントンでも良いのですが、アメリカンロックを気取るならティアドロップの方がハマります」

干場編集長のアドバイス②「時計」

タフさと上品さのバランスがミソです

武骨だけどスタイリッシュ。そのギャップは、堅牢だけど小ぶりでエレガントなチューダーのブラックベイ フィフティ-エイトでもシンクロを。

「ステンレスブレスレットの重厚感は、黒レザーのライダースと抜群に相性良し。それでいてケース径が39mmと大き過ぎないので、いかにも武骨アピールになりません」

干場編集長のアドバイス③「Tシャツ」

ロックTもモノトーンならシックに

派手な色使いが多いロックT。80年代のモンスターバンドならなおさらですが、モノトーンなら印象は一転。

「昨年行ったライブで買いました(笑)。ロックTながらモノトーンなので、子どもっぽく見えないのが魅力。ブルーデニムには白Tももちろん合いますが、黒でまとめるとオトナ顔に」

干場編集長のアドバイス④「ブーツ」

タイトでロングなノーズが脚長効果を増強

スリムなシルエットは、履き口がタイト&ロングノーズなヒールブーツと相まって足長効果バッチリ。

「ポイントは裾。裾を折り返すと、いかにもアメカジ感が出てしまいます。シングルのままでスッキリとまとめることでよりスタイリッシュに見え、脚長効果も高まります」

※この商品はコチラからご購入いただけます。

ミニマルワードローブとパートナーシップ契約を交わしています。

TOM FORD/トム フォード

デニムの醍醐味を、あくまでもスタイリッシュに

13万2000円/トム フォード(トム フォード ジャパン)

ウォッシュ加工されていますが、十分にインディゴが濃く残ったこちら。コインポケットやバックポケットに配した隠しリベットといったデニムパンツにおける王道&ヴィンテージなディテールを踏襲しながらも、実に美しいスリムシルエットを描きます。

CELINE/セリーヌ

ヴィンテージな色落ちもスリムなら土クサさなし

13万7500円※予定価格/セリーヌ オム バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン)

ここが作る以上、ストイックなスリムシルエットなのは当然かと。それでいて、切りっぱなしの裾やリアルヴィンテージ顔負けのメリハリ色落ちが、アメリカンな雰囲気をアピール。生地厚もそこそこあるので、これから穿き込んでさらなる色落ちも楽しめます。

SAINT LAURENT/サンローラン

激しい色落ちは、むしろさわやかなんです

9万3500 円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)

インディゴがほぼ落ちている上、土っぽさまで加工されたこちら。一見するとワイルドな雰囲気ですが、実は春夏に穿くならこんな1本がオススメ。ライトブルーかつこなれた風合いは、春夏スタイルにおいてはライトでクールなイメージを演出できます。

YCHAI/イカイ

オンオフ兼用ならリジッドデニムは押さえたいところ

3万1900円/イカイ(スピラーレ)

裾に向かって強めにテーパードをかけることで、美シルエットを実現。それでもストレッチ素材入りとあって、穿き心地にストレスはありません。股上も浅めで、美脚効果を後押し。スエードパッチなどディテールの上質感と濃紺が、ジャケパンスタイルにも。

※この商品はコチラからご購入いただけます。

ミニマルワードローブとパートナーシップ契約を交わしています。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
マインド 03-6721-0757
トム フォード ジャパン 03-5466-1123
セリーヌ ジャパン 03-5414-1401
サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746
スピラーレ 03-5468-8548
アルト エ デリット 052-253-7718
オリエンタルシューズ 03-6804-3280
日本ロレックス / チューダー 0120-929-570



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