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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

【スクープの真相】トヨタ、ダイハツ、スズキ、3社協業の小型ミッドシップカーは誕生するのか?

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

1984年誕生の初代MR2は全長4m未満のパーソナルカーだった

クルマ好きをワクワクさせるスクープ記事は人気です。当たるも八卦当たらぬも八卦。限りなくもしもの世界であったとしても、「実現したら楽しいな~」と夢がもてればシアワセ気分。一服の清涼剤になり得ます。

しかし、極秘扱いの新型車開発のハナシって、どこから漏れ伝わるのでしょうか? 昔はフェンスの切れ間からテストコースに潜り込んで望遠レンズでパシャリ! 早々にバイクにまたがりトンズラなんてことも常習的にありました。また、ホテルの一室で写真と現金の交換なんてスパイ映画もどきの逸話も。

最近のスクープ記事のネタ元は、意匠登録や技術特許の出願資料など様々です。カモフラージュを施した開発車両が公道を走る頃には現実的に後戻り不可避の秒読み状態。また、過去にはデキレースもどきもあって、メーカーが写真提供→CGイラストで誌面掲載なんて煽り記事もありました。

さて、もっか沸騰中のスクープネタはタイトルにある「トヨタ、ダイハツ、スズキ、3社協業の小型ミッドシップカー」開発中のウワサです。トヨタの社長交代が発表されたとはいえ、新年度以降もモリゾウ路線を一部継承するでしょうから、スポーツカー好きの期待が高まるのも納得です。電動化が加速する昨今とはいえ、1代限りならエンジン車も投入可能。まさにラストチャンスなのです。

期待感が高まる理由を積極的に探せば、2011年に発表されたコンセプトカー「GRMN SPORTS HYBRID Concept II」や、2021年のバッテリーEV戦略に関する説明会で披露されたBEV「SPORTS EV」も関連するかもしれません。いずれにせよ、もしデビューに成功すれば唯一無二のブルーオーシャン状態。

まず開発中を前提として、バッジ違いの兄弟車というのでは興ざめです。少なくとも前後の灯火類、バンパー形状を3タイプ作り分けなければなりません。それぞれのデザインに魅力がなければ3社協業でも、新型車の開発コストはペイできません。

そこで現実的に考えると、軽スポーツカーであるダイハツ・コペンのように、ボディパネルをバシバシ交換できたらどうでしょう? なるほど、3ブランドあっても十分に作り分け可能ですね。素のコペン、セロ、GRスポーツの3車を脳内イメージすれると現実味がわいてきました。



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