■5位 トヨタ「ライズ」8万3620台
2019年に登場した、5ナンバーサイズのマイクロSUV「トヨタ ライズ」。ご存じのとおり、ダイハツ「ロッキー」のOEM車であり、2022年11月には、スバルからも「REX」として登場しています。当初はガソリンターボモデルのみでしたが、2021年11月にハイブリッドモデルと、ノンターボモデルを追加。
ライズは、OEM元のダイハツロッキー(27位 22,223台)のおよそ4倍もの販売台数となっています。ありそうでなかった5ナンバーサイズのライズ、日産やホンダといった大手のライバルが不在のため、引き続き、2023年も好調が続くことが予想されます。
■4位 トヨタ「ルーミー」10万9236台
こちらもトヨタのマイクロミニバン、ルーミーが4位となりました。2021年には第2位(134,801台)だったので、2つほどランクダウンしたことになります。このルーミーもまた、ダイハツ「トール」のOEM車です。
ルーミーが選ばれる理由は様々ありますが、両側スライドドアの使い勝手の良さと、軽よりは大きめながらもコンパクトなボディサイズ、そして低燃費と、「ミニバンと軽スーパーハイトワゴンのいいとこどり」をしている点が、子育て世代に人気のようす。2023年もルーミーの人気が衰えることはないでしょう。
■3位 日産「ノート」11万113台
日産の最量販モデル「ノート」が3位にランクインしました。先代まではガソリン仕様もあったノートですが、現行モデルでは全車e-POWERとなり、電動車ならではの新鮮な運転フィーリングが最大の特徴です。
ベースの「ノート」も実力の高いモデルですが、その上級仕様である「ノートオーラ」では、加速の強さと静粛性がノートよりもさらに高められており、上級車からのダウンサイザーも満足できるコンパクトカーとなっています。このノートオーラの人気が、ノート全体を押し上げる要因となっているようです。