
「レクサスSUVの現状をお話しすると、拠点にもよると思いますが、当店では年内納車のRXはすべて売り切れてしまいました。メーカーさんもNXの販売休止という反省から、初めに生産枠をディーラーに提示してきたのです」
つまり、NXに関してはRXと異なり、あらかじめディーラー各社に対し生産枠を提示してこなかったので、生産ペースが回復してきたとセールスさんは判断しているようです。最後に残価設定率も効いてみました。

「NXの場合ですと、エンジン車とハイブリッド車で残価率は変わらず3年60%(残サ2回払い)となります。グレードと残価率は関係しません。ただし、PHEVに関しては過去の販売データがありませんので、現状はやや低く設定しています。しかし、これはあくまで“保証金額”なので、実際の下取り時は他のモデルと変わらず計算することになるでしょう」
いずれにせよ、価格・性能・スタイリングと3拍子揃ったレクサスNXはグローバルで見ても大人気。生産ペースが改善傾向にあるとはいえ、ご購入を検討中の方は早めのアクションが吉となるでしょう。
Text:Seiichi Norishige