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「度を超えたマウント合戦...」バンコクの駐妻が慟哭。「日本人コミュニティで見た、日本人の悪いところ」

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5800社ともいわれる日系企業が進出しているバンコク。駐在だけではなく現地採用組、フリーランス、あるいは年金等で暮らす長期滞在者を含めると、およそ3万もの日本人が、ここバンコクに居を構えていると言われている。

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©︎gettyimages

住まいの点では特に苦労なく見つけることができた。何度か仕事でタイを訪れたことのある宏が、バンコクの中でも駐在員が暮らしやすいエリアなどを知っていたためである。日系不動産会社の仲介のもと、スクンビットエリアに3LDKのコンドミニアムを約14万円の月家賃で確保することができた。

徒歩圏内には日本食材を取り扱うスーパーマーケットもあれば、コンドミニアムから駅まで無料のシャトルバスもある。うだるような暑さが陰ってきた夕方には、併設するジムやプールで汗を流すのもいいな……。愛子は、これから待ち受ける駐妻ライフを思い、気分が高揚するのを自覚していた。

ハワイもグアムも行ったことない愛子だが、当初は「こういう生活もいいかも」なんて、気楽に考えていたのだった。

ことの発端は、愛子がお気に入りにしている日本食レストランでのことだった。

「あら! かわいい赤ちゃんね~! 男の子かなー?」

会計時に突然聞こえてきた日本語。愛子は、最初それが、自身の愛娘にかけられていることがわからなかった。



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