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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「度を超えたマウント合戦...」バンコクの駐妻が慟哭。「日本人コミュニティで見た、日本人の悪いところ」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏が言う。

「閉鎖的なコミュニティでは、独自のヒエラルキーが存在し、外から見ればバカらしいようなしきたりや権力闘争が頻発します。それがトラブルの引き金になることも多いのですが....」

今回話を聞いた、蜂須賀愛子(仮名)も、そんなヒエラルキーの中で苦悶するひとりだ。

東京から新幹線で1時間強の地方都市で生まれた愛子は、両親が公務員という「お堅い」家庭で、ある程度不自由なく育てられたと自負している。

大学からは憧れの東京に出て一人暮らしを謳歌し、新卒で入社したメーカーで3つ年上の宏(仮名)と社内恋愛の末に結婚。昨年は待望の第一子が生まれた。決して裕福ではないが、人並みに幸せな家庭を築けていることに愛子は満足していた。

そんな中、降って湧いたような、夫の海外転勤の話だった。

「これはチャンスなんだ! オレは受諾しようかと思っているんだけど、お前も付いてきてくれるよな?」

目を輝かせながら語る宏に対して、愛子はとうとう、

「私、海外なんて行ったことないし怖いから、単身赴任してよ」

なんて言えなかった。

愛子が27歳、宏30歳、そして子どもが生後半年の時、家族でタイの首都、バンコクに引っ越しをした。そこからだった。愛子のこれまでの人生が一変するのは。



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