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【柔術女将のお悩み相談】デート代は本当に男が奢るべきでしょうか?

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女将の分析では、大抵の男性は「カッコつけたい生き物」。

だから、「気に入った女性に対して、気前よくサラりとご馳走できる自分」というのは、嫌いじゃない筈なんです。

それに対して、女性側も「奢られる自分」というのは、大好物な筈です。

ですので、ここで一番問題になっているのは、「どちらが奢るべきだ!」とかじゃなくて、奢られた側が慣れてしまって「当たり前になっている」ということなのかと思いました。


©︎gettyimages

この「当たり前」っていうのが意外と厄介で、話題は夫婦関係に飛び火しちゃいますが、家庭での家事や育児の分担についても同様です。

長い間、夫婦生活を続けていると、全てのことが当たり前になってしまって、どちらか一方が静かに不満を募らせていることがあります。

今回でいう、「奢ってもらって当然」というような態度は、「当たり前」と似ているのかなと思います。

人間関係の中では、誰かにやって貰うのに慣れてしまう、「当たり前」が危険です。

当然、何かをした側というのは当たり前に労力が伴っています。

だから、やって貰っちゃった側は、その空気感に慣れ過ぎていないかな? と少しだけ気にかけた方が良いです。

洗い物をしてもらった、車で送迎してもらった、ご馳走してもらったなど、身近には「〜して貰う」が溢れかえっています。

別に、やった側は、褒めて欲しいからやっている訳でもなくて、お礼を言わせたいからやっている訳でもないです。

ただ、当たり前にやったことに対しての、日々の「ありがとう」という言葉は、労力に伴う重荷を少し減らしてあげられる「魔法の言葉」なのかなと思いました。



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