皆さん はじめまして。PEPEと申します。会社員、ジャズ歌手を経て、現在は男だらけの柔術道場の女将として、人生賭けているオンナです。
さて、柔術道場というと、皆さんはどんなイメージでしょうか?
寝技主体の格闘技と聞いて思い浮かぶような、荒っぽさや汗臭さをイメージされる方も多いのではないでしょうか。私自身も格闘技とはまったく無縁の人生を歩んできた訳ですが、紆余曲折。
当時、柔術界で神の階級ともいわれる最激戦区ライト級のヨーロピアン大会で準優勝し、日本人最高位を取得した柔術家の岩崎正寛氏と結婚し、コロナ禍もあいまって生活は一変。
今では数名のお弟子さんを抱える柔術道場の裏方として日々走り回り、道場経営のサポートから経理に広報、撮影やHP制作まで携わっています。時には、若いお弟子さんのお世話や人生相談まで。
人間万事塞翁が馬とはいいますが、そんな波乱万丈でユニークな私の人生相談。
まだまだ未熟者ではありますが、チラリとお付き合いいただけたら幸いです。
★★★
さて、本日のお客様は、
出会い系で気に入った女性と2回目のデートをしました。
初回は私がご馳走し、2回目は割り勘に。
そんな彼女は、私とのデートの直後に
「デート代は男性が払うべき。3回目のデートは無い」
というストーリーを投稿。それ以来会ってません。
近年は、男女平等な世の中ということなので
この場合は男にとっては不平等だと思いますが、デート代は男性が払うべきでしょうか?
——イッセイニヤケ 会社員(33)
イッセイニヤケ様、ご相談ありがとうございます。

©︎gettyimages
「デート代は男性が払うべきか?」という論争ですが、特に男女平等を掲げだした近年では、より議論されている話ですね。
格闘技業界でいうと、女性にお金を払わせるというのは珍しいですが、令和ともなれば、男女もある意味で平等なんですかね(笑)。
先日もとある女性著名人のツイートが炎上しておりました。
「デート代、なんで男が払わなくちゃいけないのって言葉」
「女性はそのデートの為に準備して洋服、メイク、美容代も入ってると思う 全部安くない。リップだってブランドなら4000円はする」
「可愛いって言って欲しくて、その為に凄く早起きして準備してる」
「それを考えた上で、女性に出してあげて欲しいって思う!」
なんて、一部の女心を代弁したような内容が話題になっていましたね。
独身時代の自分に重ね合わせると、好きな人とデートすると決まれば、足の爪から頭の先まで完璧に着飾る為に、何日も前から余計な出費をしていた記憶があります。
それだけ自己投資したのに、恋が実らず、儚く散ってしまったのであれば、「無念」と悔やんでしまいますが、全部自分が好んでやっていた訳なんです(涙)。
だから、そこに対しての対価を請求するのは、ちょっと違うのかなぁ〜なんて遠目に見て思いました。