しばらく安心しきって覗いてなかったスマホを覗き見してみると、マークと母はまた元のラブラブな状態に戻っていた。
そこには、相変わらずの官能小説さながらの卑猥なやりとりがいくつも続いていた。
そして、いよいよりえが恐れていたことが起きてしまう。
「母がとうとう、父に離婚を切り出しました…」
何十年も前に一度会ったきりの相手に、しかもチャットのみで、人生を変えることができるのだろうか。
りえの母が騙されているのか、騙されていないのかは、マークのみが知っている。
Text:女の事件簿調査チーム
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