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LIFESTYLE 女たちの事件簿

平日の昼間からホテルで…遊び足りなかったヤンママが、エリート商社マンと水曜日の逢瀬。姑に目撃された、「息も凍る体験」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

男女関係のトラブルに詳しい、危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう語る。

「昨今晩婚化が進むなか、初産時の母親の平均年齢も30歳越えと年々高くなっています。しかしその一方で、『ヤンママ』と呼ばれる若き母親も存在します。高校卒業後すぐ、あるいは高校在学中に母親となることで、結婚後にいわゆる男女間の『遊び』にハマってしまうパターンも珍しくない。恋愛や結婚にも二極化と分断が進んでいるのです」

今回はそんなヤンママが陥ったトラブルについて、FORZA  STYLE「ライフ取材版」が話しを聞いた。千葉県某市に住む高坂千夏(仮名 44)は、18歳で地元の先輩と結婚したいわゆるヤンママだ。高校は進学とはほど遠い底辺校。若くに出産するドラマや漫画を見て、中学から憧れを募らせていた。そんな夢を叶えたい千夏の娘と息子はもう立派な大人。娘に至ってはただいま妊娠中。半年後には、おばあちゃんになると笑う。

「私も44で孫ができるとは思ってもみませんでした。娘は26歳なんで、まぁ私よりマシですよね」

千夏は若くして産んだことで、多くの苦労をしてきたのだという。

「今考えれば、18歳なんて子どもですよね。『子どもが子どもを生んだ』と言われても仕方がなかったんだなって。昔はその言葉にムカついていましたけど。いきがってワンポイントのタトゥーを入れたり、若気の至りってやつですね」

そんな千夏が嫁いだ先は、地元で古くから続く花屋で主な出荷先は劇場や斎場。スタンド花をメインに扱う店だった。自分のキャラじゃない、と千夏は笑う。

©Getty Images

「手伝うつもりとかなかったんですが、お義父さんが急に倒れたこともあって、仕方なく。子どもを保育園に預けて、朝から晩まで冷たい水との戦いでしたね。めちゃ過酷だった」

当時周りの友達はみんな遊ぶことに夢中。どこのクラブに行っただの彼氏と旅行だの浮かれた話ばかり。千夏はそれを目にするたび、気が滅入っていったという。

「私だって遊びたいけど、子どもは小さいし、住まいは夫の実家。夜遊びに行くにはあまりにも不利すぎる条件でした」

久々に友達に会っても会話が続かなかったという。

「そりゃそうですよね。こっちが毎日向き合っているのは、毎日の生活。向こうが向き合っているのは、学生という名の遊びですから。だんだん友達と会う機会も減って、出歩くことも少なくなっていました」

そんな千夏の唯一の楽しみは、平日の休みだった。お店は基本年中無休なので、土日も仕事がある。千夏には水曜と日曜、週2日の休みが与えられていた。千夏が振り返る。

「日曜日は子どもと過ごすので、事実上休みは水曜だけでした。その日は子どもを保育園に送ってから、そのまま買い物に行ったり、美容院に行ったり、たまに箱根までお風呂に入りに行ったり……。夕方までだけど、とても貴重な時間でした」

毎週水曜、こうして千夏が出かけていることを気のかけていた人物が2人いる。その1人が、同じ保育園に子どもを通わせていた近藤裕也だ。彼は千夏よりひとまわり上の商社マン。誰もが疑わないエリートだ。

「私は水曜日都心に向かう電車に乗るんですけど、いつも同じ車両に彼がいて。なんとなく話すようになりました」

2人が時間をともにするのは6駅。はじめのうち、話す内容は子どものことだけだったが徐々に千夏は、自分の話をするようになったという。夫や姑への愚痴まで親身に聞いてくれる裕也に、千夏は次第に好意を抱くようになった。そうして千夏と裕也は次第に距離を縮めていった……。

千夏は裕也の、夫とは違う余裕のある雰囲気にどんどん惹かれていっていた。

「しばらく他人と話していなかったから、優しく話を聞いてくれるのが嬉しくて。いろんなことを話すようになりました」

ある水曜日、裕也は千夏をランチに誘ったという。

「男性と2人、しかも同じ保育園に子どもを通わせるパパとなんて、親としてはイケナイことだと思ったけど、女としての私が行く選択をしていました」

シティホテルの最上階52階でランチを食べている間、千夏は夢を見ているようだった。

「それから数回、ランチにいきました。そのあとはご想像通り。寝るようになりました。久しぶりに、というか出産依頼初めて他の男性に抱かれて、『わたし、まだいけるじゃん!』って。その一方で、平日の昼間っから何してるんだって自己嫌悪にも陥りましたが、身体と心の相性がバッチリで、会うたびに若返る気がするんです。それに今まで、子供と家庭のためだけに尽くしてきたから、自分へのご褒美のつもりで」

何してるんだと自分を責めながらも、焦らされるような欲求、そしてスリル。それらが波状攻撃となって、千夏の心を燃やし尽くした。

「若くして子供を産んだ女性が、子育てが一息ついて不倫に精を出してしまうケースは少なくない。そのほとんどは、身内にバレたりして悲劇的な結末に終わるのですが...」(前出 平塚氏)

そして案の定、44歳、もうすぐ孫が生まれる千夏に、生涯最大クラスの波乱が襲いかかる。千夏を気にかけていたもう一人の存在は、あろうことか姑だったという。次回では家族をも巻き込んだ修羅場に雪崩れ込んだ一部始終とその結末を、さらに詳しくレポートする。

Text:FORZA STYLE



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