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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

ルノーの呪縛から解き放たれた日産は躍進できるのか?

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北米マーケットの需要は依然として高いでしょうから、堅実に新型車を投入すれば代替えユーザーが見込めますし、長期に渡り相応にシェアを持ちます。後はアジア圏と南米をどこまでプッシュできるのか? インドに関しちゃまったく印象がないし、ブラジルだってもう少し売らなきゃいけません。正直、海外に関し過去を見みれば黒歴史をもつシクジリ企業という印象が未だぬぐえません。よって、躍進要因はまだまだあり伸びシロ十分だと思います(個人的に)。

将来の日産に対し、あえて付け加えるのなら、もう少し政治に強くならねば! と思います。企業の生い立ちからして、一二を争うほど天下り(別名、上級国民)を受け入れてきたはずなのです。その見返りを求めるべきではないのでしょうが、どうにも歯がゆい事ばかり。

例えば大ヒット中のBEVである軽規格のサクラです。こりゃあもう行政の被害車で、既存の軽規格なんていってないで、BEVであることを前提とした税制を含む新たなシティコミューター枠を創出していただきたかった。そうすれば安全対策に苦労することも少なかったでしょうし、日本のBEV普及に弾みがついたと思います。一企業である日産にコレを望むのは酷ですが、政治行政は要求だけで何もしていないに等しいのですから(というか、補助金を積むしか能がない)。

この先、きっとモリゾウさんが経団連会長に就任すると予想しますので、是非とも日本産業界を代表する一企業としてして意見して欲しいですね。あ、あとですね。GT-Rを増産してくれなんて言いませんので、フェアレディZをしっかり買えるように頑張ってください。こう見えてワタシはZ32を新車で買ったクルマ好き。頼みますよ日産さん!

Text:Seiichi Norishige

日産自動車



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