ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

理解不能。ドル箱のSUV市場にパジェロ・スポーツを国内導入しない三菱自動車の不思議さよ。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

BEV時代が本格化するほどミツビシの将来は明るいはずだが……

三菱自動車の将来がやや心配です。ルノーや日産とアライアンスを組むのはいい事だし相乗効果も認めざるを得ません。しかし、同時にミツビシが技術を突き詰めればBEV時代だって天下を取れると思います。岡崎を拠点とする技術センターの取材経験もありますが、エンジニアはみな燃えていたし、いいクルマを造ろうとガチな人ばかり。しかし、このままでは協業しか生き残れない雰囲気も。

最新モデルは軽自動車のデリカミニ。「デイリーアドベンチャー」をデザインコンセプトに据えたクルマ作りはまさにライフスタイル系です。ランドローバー・ディフェンダーのように円形上部をちょいカットしたデイライトも素晴らしいアイディア。現在は事前予約の段階ですが、1月末時点で4000台オーバーの予約があり、出だしから絶好調の予感ヒシヒシ。

しかし、これだけSUVがシェアを占める時代なのに、ミツビシはなぜ名車パジェロを塩漬けにしておくのか疑問しかありません。1982年のデビューからRVブームを牽引し、トヨタはハイラックスサーフ、日産はテラノを投入し追随。いったいどこでボタンを掛け違えたのか?

パジェロという車名はグローバルで認知度が高かったと思います。モータースポーツにも参戦し、1985年のパリ・ダカールラリー(現ダカールラリー)で初の総合優勝を記録(下の画像は限定車)。その後も散々暴れまくって、パジェロのあまりの強さに総合優勝を狙う自動車メーカーのエントリーはなくなってしまいました。中東行ったってランクルに匹敵する、むしろ凌駕する存在感を示していました。それがなぜ? 疑問は深まるばかりです。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5