続けて、清々しい声でこう語る。
「双子を産んだ日、分娩台でお腹から出てきた子どもの顔を見て『あ、離婚しよう』と思ったんです(笑)
夫がいなくても、この子たちがいてくれたら生きていける。そう強く思いました」
産後すぐ、あきさんは自分の実家へ帰宅。もともと里帰り出産の予定があり、双子のため半年間は実家で過ごすと決めていたようだ。
「産後はとにかく睡眠不足と双子のお世話で、夫のことを考える余裕は1ミリもなかったですね。実家の両親と兄弟が手伝ってくれたので、慣れない育児もなんとか乗り越えました。
夫と住んでいた自宅と実家は車で3時間の距離。夫は2週間に1回、実家に泊まりに来てましたが『汚い手で触らないで』っていう気持ちが強くてマジで無理でした」
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