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これからはアルピーヌで統一だから……「ルノースポール」の名を冠する最後のモデルとなる限定車メガーヌRSウルティムの日本発売を発表

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

東京オートサロン2023において、ルノージャポンが世界初公開した限定車「メガーヌ ルノースポール(R.S.)Ultime(ウルティム)」。鮮やかなイエローのボディカラーに、ルノーのロゴでもあるロザンジュ(ひし形模様)をモチーフとしたブラックマットストライプが施されたこの限定車は、世界生産台数1976台のみと超希少。日本市場には、7段デュアルクラッチ式ATに加えて、6段MTも導入される見込みであり、価格も、この手のスポーツモデルとしては比較的リーズナブルといえる、600万円台中盤となるだろう。

このメガーヌR.S.ウルティムは、ルノースポールを名乗る最後のモデルとされている。メガーヌR.S.ウルティムの詳細をご紹介しながら、ルノースポールの行く末についても考えてみよう。

 

■今後は、ルノースポールからアルピーヌへと変更

ドイツ・ニュルブルクリンクのFF量産車最速(2022年1月時点)のタイトルを持つ、最強のFFハッチバック・スポーツカーとして有名な、「メガーヌR.S.」。FF最速タイムを記録したのは、メガーヌR.S.トロフィーRを改良したスペシャルマシンではあるが、そのベースモデルであるメガーヌR.S.の速さは、誰もが認めるところだろう。

ブラックアウトされているフロントエンブレム。その下には「ULTIME」のステッカーも確認できる

ルノーによると、今作のメガーヌ R.S.ウルティムは、F1をはじめとして、数々のレースで勝利を積み重ねてきたルノースポールの歴史を締めくくるものだという。「1976台」という生産台数も、ルノースポールが設立された1976年にあやかっており、これがルノースポールを名乗る最後のモデルであり、今後のルノー製スポーツモデルには、「アルピーヌ」と名をつけることになるという。

リアバンパーの一部にも、ロザンジュ(ひし形)をモチーフとしたブラックマットストライプが施されている

いつのタイミングから「メガーヌ・アルピーヌ」となるのかは不明だが、これまで築いてきた、FF最速マシンのメガーヌブランドが消えるわけではないので、とりたてて、R.S.の呼び名に惚れていないのであれば、残念がる必要はないだろう。

足元には、ブラックマッド塗装を施した、19インチ鍛造アロイホイール「フジライト」を装着している


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