耕太は沙耶の浮気を知りつつ、今も我慢しながら付き合っている。
若い体の魅力から離れられないという以上に、慕ってくれる彼女を守れるのは恋人である自分しかいない、という思いが強いのだと耕太は言う。
最近では行き先を伝えず遊びに行くため、沙耶が誰と遊んでいるのかもわからないというようなことが多くなったそうだ。
「不安だし怖さもある。でも、幸せですよ」
耕太は小さく笑った。
Text:FORZA STYLE
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