「先日も、50代の教員が、画面ばかり見ているから生徒の視力が落ちているというような発言をして叩かれていました。今やもう校内は、IT化を称賛する教員と、それに難色を示す教員で真っ二つに分かれている感じです」
そう話す幸子さんは、「あと少しのガマン」と思うようになったという。
「子どもたちには申し訳ないですけど、私はどうしても、旧来のやり方でよかったとしか思えません。どんなに時代が進化しても、教育の現場だけは、旧来通りでいいと思っていました。コロナ禍で、学校に通学できない子どもたちに対しては、iPadなどの導入は良かったと思います。でも、学校にいる間は、家に帰って好きなだけ触れるであろうスマホやiPadとは隔絶していてもよかったというのが、私の意見です。まあ、誰も聞いてくれませんけどね」
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