宗教に捧げた人生が、不倫で一変。抑圧されてきたアラフォー人妻の末路。

「ごく普通の家庭で、人並みに幸せだったと思います。ただ、夫と愛し合っているという感覚はあまりなくて、家族という感じでしたね」

瞳は、夫以外に付き合った人は1人だけ。それも地元の中学に通っていたときで、それ以降男の人と接触はほとんどなかったという。だからセックスレスになったこともさほど、気に留めていなかった。

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「わたし、男の人への免疫がほとんどなかったんだと思います。本当なら高校生とか大学生のときに経験するようないわゆる愛だの、恋だのをまるで知らなかったんです。だから夫との触れ合いが減ったこともそんなものなのかなって思うぐらいで。今、思えば、知らず知らずのうちに欲求が溜まっていたんでしょうね」

そんな欲求不満が爆発してしまったのは息子が小学校3年生の時、野球教室に通い始めたときのことだった……。

衝撃の後編へ続く。

Text：FORZA STYLE