ジェイエムウエストンのチェルシーブーツ #705
続いては、ブラウン靴、靴下を上手に使った靴の回に続いての登場となる@tony_the_shoesさんの投稿から。ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)のチェルシーブーツ(Chelsea Boots)#705です。
ジェイエムウエストンを代表するモデルのひとつ、サイドゴアタイプのブーツ #705。
シングルピースのレザー(一枚革)を緻密に計算されたパターンでカッティングして仕立てられた、無駄のない美しいフォルムの一足です。
甲から足首へと走るセンターのクリースラインは、職人の卓越した手仕事だからなせる技! 見惚れる美しさです。
@tony_the_shoesさんは、そのセンタークリースを崩したくないため、あえて短靴用シューツリーを入れているというこだわりも。
シャフト部にシワもないですし、何よりここまで美しい状態で履かれてるくらいですから、日々のメンテナンスも十分なのでしょう。靴が愛されているのが伝わってきます!
毎回ソックスとのコーディネートも素敵で、参考になりますので、これからもたくさん楽しませてください。
シルヴァノ ラッタンジのサイドジップブーツ
次にご紹介するのは、@jiro__shoesさんの投稿。シルヴァノ ラッタンジ(Silvano Lattanzi)のサイドジップブーツです。
イタリア・マルケ地方に工房を構えていた、シルヴァノ・ラッタンジ。
クラシコイタリアを牽引し、ほぼフルハンドで靴を製作していましたが、かつてジル・サンダーのシューズを手掛けていたともあって、単純な手縫いのクラシコ イタリアなシューズブランドとは一線を画す、モダンな解釈もできる優れた靴職人でした。
現在は残念ながら靴を作っていないそうなので、@jiro__shoesさんの一足もレアです。
こちらのサイドジップは、おそらくジンターラ(ZINTALA)でも展開していた「ニナ(NINA)」ですかね? 自分は、時しらずが別注したトゥがもう少し丸めで、ソールがラバーのものを履いていたので、なんとも懐かしい…。
@jiro__shoesさんは革靴フリークとおっしゃるだけあって、素晴らしい靴をたくさんお持ちですし、たまに投稿してくださる奥様とのショットも素敵です!
また、ご一緒の足元を投稿してくださると嬉しいです。