〈後編〉【社内不倫】天国で幸せになりたい。狙われた新卒美人が行きついた狂った思想

大学時代からの親友同士、ユカとミズキ。美人で朗らかな二人は、それぞれ会社の上司との不倫を楽しんでいた。

しかしユカは、ただ待つのはもう限界だと、相手を試す行動に出た。彼に100万円のバッグをねだったのだ。本気で自分と一緒になりたいのであれば、それぐらい用意できるはず。借金でもアルバイトでも何でもすればいい。


「私の大事な時間を奪っていること、分かっているならカタチで見せて」
 

※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

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一週間後、「妻がやっぱり大切だ。ごめん別れよう」という彼からの一言であっけなく終わった。

彼には離婚する気などサラサラなかったのだ。それを悟った瞬間にユカの気持ちも冷めた。



その後、相手と顔を合わすのも嫌になり転職。元職場の同僚からユカの席に新入社員の可愛い女の子が配属されたと聞いた。不倫相手だった彼はまたもや優しく彼女の面倒をみていたが、婚約者がいるとわかると手のひらを返し、その子にかまうことはなくなったという。





一方、ミズキの場合は「いずれ結婚しよう」と言う相手の言葉を鵜呑みにし、彼を運命の相手と信じて疑わなかった。