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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【ストーカー被害をきっかけに上司と不倫関係へ】「ストーカー」される側からする側へ、妄信的な愛に陥った女の行く末は?

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カナコは亮介の妻も、子どもをも知っていた。何度か会社まで来たことがあるという。しかも、顔を合わせるだけでなく、会話までしている。

「奥さんには、いつも旦那がお世話になっていますって言われたの。もしかしたら奥さんは私との関係性に気づいているのかも。でも、なんだかマウントをとられたみたいで腹が立ったから、私もこちらこそいつもお世話になっていますって笑顔で言い返したわ。奥さんの眉毛が少しだけ動いたような気がしたけど、私は満面の笑みを送ってやったの」

しかし、それでも亮介の妻が余裕な表情を見せたため、どうしても負けたくないカナコは相手に弱みがないか探り始めた。

©Getty Images

自宅から職場まで行き帰り、スーパーでの買い物の様子、休日の過ごし方などを徹底的に調べたのだ。

「自分がストーカーまがいな行動をしているのはわかってる。でも手紙も送っていないし、本当に後をつけて弱みがないか探っているだけなの……。本当に亮介さんを取られたくないの! 彼だけが私を助けてくれたの! 奥さんには絶対に負けない……!」



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