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もう待ち切れない! 新型メルセデス・ベンツAクラス、いまわかっていること。

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次にインテリアを覗いてみます。基本的にデザインの印象は変わりませんが、コネクト技術を含むインフォテイメントシステムがアップデートされています。まあ、デビューから3年を経過しているので当然といえばそれまで。スマホやPCが新しくなるのと同様に、「ハーイ、メルセデス!」と問いかけるMBUXも進化しています。具体的な機能・内容は国ごとに変わりますので、いまは日本仕様の正式発表を待つしかありません。

さて、気になるのは新価格です。単純に考えても、モーター+48Vバッテリー+制御システムが加わりますので、どう考えても車両価格は上昇するはず。現行型はハッチバックのA180が427万、セダンのA180で438万円がエントリープライスです。予想するに+30万円ならラッキー、+50万円なら悲報といった感じでしょうか。無論、プラグインハイブリッドのA250eなら+50万円は覚悟した方がよさそう。魅力を増した新型Aクラスだけに、もう円高を祈るしかありません。

新型Aクラスに関し、飛び切りスポーティなメルセデスAMGを忘れることはできません。トップモデルのA45は既にカタログ落ち。A35でもタイミング的にもう発注は不可能でしょうか。ちなみに現行型の価格ですが、ハッチバックのA35が708万円、セダンのA35が718万円。ワンマン・ワンエンジン(ひとりの職人が1基のエンジンを組み立てる)のA45 S 4マチックが824万円 (ハッチバック)でした。

結論からいうと、新型AクラスでもA35、A45ともに健在です。A45に搭載されるM139型もA35のM260型もパワースペックに変更はありません。A45は最高出力310kW(421ps) / 6750rpm、A35は最高出力225kW(306ps)/5800-6100rpmのまま継続生産されます。

パワーユニットの種類はどうあれ、ブランドの入り口であるエントリーモデルの存在は重要な役割を担います。メルセデスのそれはAクラスを軸とするプレミアムコンパクトクラス群ですが、いまやそのプレミアムも世代毎に進化し、ラグジュアリーの境地へと踏み込んでしまいました。それもまたメルセデスの流儀なのでしょうが、この先を考えるといつまで生産されるかわかりません。ご興味のある方はお見逃しなく!

Text:Seiichi Norishige

メルセデス・ベンツ



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